KRI-J

選考結果について

日本腎臓病協会 大塚製薬株式会社 共同事業
「慢性腎臓病における新規創薬ターゲットに関する研究、または腎臓創薬における基盤技術に関する研究」の選考結果について

日本腎臓病協会は事業の一つとしてアカデミアと関連企業、行政等が連携しうるプラットフォームとして「Kidney Research Initiative-Japan(KRI-J)」を立ちあげておりますが、腎臓分野における若手研究者の革新的な基礎研究の実用化を目指し、大塚製薬株式会社と連携して「共同研究」を募集いたしました。

年齢が45歳以下の研究者(2020年4月1日時点)を対象とし、慢性腎臓病における新規創薬ターゲットに関する研究(特に腎機能改善や腎線維化抑制など)、あるいは腎臓創薬における基盤技術(疾患モデルの作製、患者由来細胞の利用、腎臓特異的DDSなど)をテーマとして、5月末日を締め切りとして公募いたしました。

全国よりご応募いただきました16件の研究テーマにつきまして,日本腎臓病協会と大塚製薬株式会社から各々選出された選考委員により、① 研究課題の独創性及び新規性、 ② 研究計画・方法の妥当性、③ 研究環境・実施可能性、④ 研究成果が創薬研究に及ぼすインパクトについて、それぞれ5段階の評価を実施いたしました。

7月2日のwebによる最終選考会に評価メンバー全員が集まり、それぞれの評価等について議論し、最終的な評価スコア上位5件の研究テーマを選出いたしました。今回、選出されました5名の研究者と研究題目は以下の通りです。
(順不同)

①井上和則先生(大阪大学大学院医学系研究科 腎臓内科学):広域透過電子顕微鏡画像及びTranscriptomicsを用いた糸球体障害における尿細管間質線維化進展機序の解明
②菅原真衣先生(東京大学医学部 腎臓・内分泌内科):腎臓の低酸素応答からみた炎症制御の分子基盤
③長洲一先生(川崎医科大学 腎臓・高血圧内科学):腎臓病の基盤病態としての内皮/上皮病態連関の解明と治療法開発への展開
④堀之内智子先生(神戸大学大学院医学研究科 小児科):小児ネフローゼ症候群の病態解明と疾患マウスモデルの開発
⑤安田圭子先生(京都大学大学院医学研究科 医化学):新規治療法開発をめざした膜性腎症マウスモデルの確立

今回ご応募いただきました16件の研究申請は、いずれも非常にレベルが高く、評価についても非常に僅差の判定となりました。日本腎臓病協会は今後とも若手腎臓研究者の育成をサポートする事業を推進する所存ですので、引き続きご理解とご協力を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人 日本腎臓病協会
理事長 柏原 直樹

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